2016
09/07

DMXZone Extension Managerで「operation not permitted」とエラーが出る場合の対処法

DMXZone Extension Managerを使ってDreamweaverの拡張機能をインストールしようとした際、エラーが発生してうまくインストールできませんでした。
対処法を調べましたのでご紹介します。

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DMXZone Extension Managerとは

exex

開発が終わってしまったAdobe Extention Managerの代替ツールとして使える、GUIの拡張機能管理アプリケーションです。

DMXZone Extension ManagerについてはQOOPU.NET様の記事が詳しいです。
【Dreamweaver CC 2015】Emmetのキーボードショートカットを変更する方法

Dreamweave CCから.mxp形式の拡張機能がサポートされなくなったりExtension Managerが使えなくなったりで不便極まりなかったのですが、DMXZone Extension Manager経由ならそのまま使えます。

「ERROR:operation not permitted」というエラーで正常にインストールできない場合

自分で過去に作成した拡張機能を使おうとしたところ、DMXZone Extension Managerで下記のようなエラーが出て正常にインストールできませんでした。

error

調べたところmxiファイルの記述方法が原因でしたので、解決策を記しておきます。

対処方法

.mxpファイルを.zxpに変換する

excs

.mxpはバイナリファイルなので、このままでは手を出せません。
Adobe Extension Manager CS6をインストールし、「MXP拡張機能をZXPに変換」機能を使って.zxpファイルに変換します。

Adobe Extension Manager CS6のインストール方法についてはdesign Edge様の記事が詳しいです
Dreamweaver CC 2015で古い機能拡張を使う方法まとめ

.zxpファイルは拡張子こそ独自形式ですが、実体はzipですので解凍して中身を修正することができます。

.zxpファイルの拡張子を.zipにして解凍する

change
拡張子を.zipにすることで、通常の圧縮・解凍ファイルを使って解凍することができます。
中身はスクリプトを記述した.htmlファイルや.jsファイルと、拡張機能として動作するための定義を記述した.mxiというXMLファイルが含まれています。

.mxiファイルを修正する

例えば、以下は私が過去に書いた.mxiファイルですが、filesセクションのdestination属性を見てみてください。
パス区切りを「\」(バックスラッシュ)にしています。
Dreamweaver CS6を使っていたころは普通にインストールできましたが、DMXZone Extension Managerを使った時に前述のエラーが発生します。

これを「/」(スラッシュ)区切りに修正します。

zipで圧縮し、拡張子を.zxpに変更します

あとは上記のmxiファイルともともと含まれていたhtmlやjsファイルをzipで圧縮し直し、拡張子を.zxpに変更すれば拡張機能として使えるようになります。

inst

DMXzone Extension Managerではウインドウ内にドラッグ&ドロップするだけで拡張機能のインストールが完了します。

まとめ

拡張機能の作者がWinユーザーの場合、mxiファイルのパス区切りがバックスラッシュになっている可能性が高いです。
Windowsが悪いわけではないです…
拡張機能とコマンドはDreamweaverの強みの一つだと思いますので、有用な拡張機能がCCで使えない…と諦める前にぜひ試してみてください。

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