2022
04/12

Windows11の操作感と見た目をWindows10に近づける方法7選

自宅のPCをWindows11にアップデートしました。
噂には見聞きしていましたが、微妙な仕様変更のおかげで微妙に使いにくくストレスが溜まります。
そこで設定の変更やフリーソフトの助けを借りてWindows10の操作感や見た目に近づけてみました。

目次

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スタートボタンとタスクバーアイコンを左寄せにする

Windows11のスクリーンショットが公開された際にも注目されたスタートボタンとアイコンの位置ですが、これは標準の機能で左寄せにすることができます。

1.タスクバー上で右クリックし、「タスクバーの設定」をクリック

2.「タスクバーの動作」→「タスクバーの配置」で「左揃え」を選択

これで従来どおりスタートボタンが左隅に配置されました。
タスクバーアイコンも左寄せになります。

タスクバーの色を暗くする

スタートメニューの位置とともに印象深いタスクバーの爽やかなカラーですが、暗色が好みという方も多いでしょう。

1.デスクトップで右クリックし、「個人用設定」をクリック

2.「色」をクリック

3.モードを「カスタム」、規定のWindowsモードを「ダーク」、規定のアプリモードを「ライト」を選ぶ

これでタスクバーが暗色になりました。
ウインドウの背景色は明るい色ですが、黒いウインドウ(ダークモード)にしたい場合は「規定のアプリモード」を「ダーク」にします。

インジケーター(時計横の小さなアイコン)の表示・非表示を切り替える

1.タスクバーの上で右クリックし、「タスクバーの設定」をクリックします

2.「タスクバーコーナーのオーバーフロー」で表示させたいアイコンをオンにします

ここでオフにしたアイコンも「△」をクリックすれば表示されますので、消えてなくなってしまうということではありません。

タスクバーを上・左・右に配置する

スタートボタンの位置は変更できましたが、タスクバーそのものの位置は標準の機能では変更することができません。
Winaero Tweaker」というフリーソフトを使えば簡単にできます。

レジストリをいじる方法もありますが(というかWinaero Tweakerもレジストリの設定を書き換えるツールではある)、レジストリエディタの扱いはリスクを伴うのでWinaero Tweakerのようなアプリの使用をおすすめします。

1.Winaero Tweakerのインストール

公式サイトからダウンロードします。

ダウンロードリンクが見つけにくいですが、「Download Winaero Tweaker」をクリックします。
zipファイルを解凍後、exeファイルを実行します。

日本語化ツールもありますので、英語のインターフェイスが苦手な方は合わせて使用してください。

日本語化の手順

1.ダウンロードしたzipファイルを解凍後、exeファイルを実行

2.「参照」でWinaero Tweakerのインストールフォルダを選びます。

3.「OK」をクリックし、日本語化を実行します。

4.完了ダイアログが表示されたらできあがり

Winaero Tweakerを起動すると日本語インターフェイスになっています。

2.「タスクバーの場所」で位置を選択します

「エクスプローラー再起動」をクリックすることで反映されます。

ただ、「上」だと正常に動きますが、左右の場合はタスクバーアイコンが表示されなかったり時計がはみ出したりとまともに使えるものではありません。タスクバー左右派の方は諦めるしかなさそうです。

タスクバーアイコンにウインドウ名を表示する

ExplorerPatcherというフリーソフトを使います。

ダウンロード先が分かりにくいですが、Assetsの中の「ep_setup.exe」をダウンロードして実行します。

インストールするだけでウインドウ名が表示されるようになります。

アイコンを右クリックしたときのメニューをWindows10と同様にする

Windows11はファイルやフォルダアイコンをクリックしたときに一部のメニューのみ表示され、「その他のオプションを表示」をクリックすることで完全なコンテキストメニューが表示される仕様です。まどろっこしい…。

これを右クリックでいきなり「その他のオプションを表示」を表示させる動きに変更する方法です。

Winaero Tweakerの「クラッシックフルコンテキストメニューを有効にする」をオンにする

このオプションをオンにするだけでWindows10のようにコンテキストメニューが表示されます。

スタートメニューで「すべてのプログラム」を表示させる

Windows11ではスタートメニューも刷新され、まずはじめに「ピン留め済み」と「おすすめ」のアプリが表示されるようになりました。

従来の「すべてのプログラム」は「すべてのアプリ」にまとめられています。

これもピン留めの機能を使わない人にとっては無用な1クリックが増えるだけの構成です。
いきなり「すべてのアプリ」を開いてくれるほうが好みという方も多いでしょう。

1.ExplorerPatcherをインストールし、タスクバーを右クリックして「プロパティ」を表示

ExplorerPatcherをインストールすると、タスクバーのプロパティで設定画面が開くようになります。

2.「Start menu」の中の「Open Start in All apps by default」をオンにする

これでスタートメニューをクリックするといきなり「すべてのアプリ」が開きます。

Winaero TweakerにもスタートメニューをWindows10風に変更すると思われる「クラッシックタスクバー」という機能がありますが、これを有効にすると私の環境ではスタートメニューが表示されなくなりました。ちょっと危険っぽいので使用は自己責任ということで。

もっとも、今後「はじめて使うPCがWindows11だった」という方が増えてくるわけですから、新しいインターフェイスに慣れておいたほうがいいのかな、と思ったりしないでもないです。

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