2013
03/28

Windowsでgithubをはじめのはじめの第一歩

Octocat
以前から使おうと思っていましたが、ようやくGitHubを使いはじめました。
自作のjQueryプラグインなどを公開するようになったので、そのホスティング先として使おうと考えています。

「GitHub」と検索すると、黒い画面にコマンドを打ってコミット?したりマージ?したりといかにも難しそうなものに見えますが、今はGitHub for Windowsというクライアントソフトがあるのでほとんどマウス操作だけでリポジトリを作成したり同期させたりということができるようになっています。

このGitHub for Windowsのインストールと設定までの手順を覚書程度ですがご紹介します。

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GitHub for Windowsのインストール

github1
まずGitHubのアカウントを作っておいてから、GitHub for Windowsをダウンロードします。
アカウントの作成はユーザー名とメールアドレス・パスワードを入力する程度なので迷うことはないと思います。

github2
GitHubSetup.exeというファイルがダウンロードされますので、これをダブルクリックするとインストーラが起動します。
「インストール」をクリックして進めてください。

トラブル:インストール時のエラー

github-for-windows-installation
画像はSolved: “An error occurred trying to download ‘http://github-windows.s3.amazonaws.com/GitHub.application” より

環境によってはAn error occurred trying to download ‘http://github-windows.s3.amazonaws.com/GitHub.applicationというエラーが発生し、インストールを進めることができなくなります。

自宅の環境では問題なくインストールできたのですが、職場のPC(Windows7/64bit)ではこのエラーが発生してインストールすることができませんでした。

私の環境の場合、Internet ExplorerでGitHub for Windowsのサイトを開き、インストーラを直接実行するとエラーが発生することなくインストールが完了しました。
この方法で必ず解決するのかどうかが不明ですが、もし上記エラーが発生した方はInternet Explorerを使ってみてください。

GitHubアカウントの設定

github3
GitHubアカウントのユーザー名/メールアドレスとパスワードを入力します。
github4
プロフィールが表示されますのでCONTINUEをクリックします。
github5
これでインストールが完了します。
dashboardをクリックするとGitHub for Windowsのトップページ(起動画面)に移動します。

これでリポジトリの作成や同期を進めてもいいのですが、ローカルでのリポジトリの保存先を指定しておいたほうがいいと思います。
デフォルトではマイドキュメント内のgithubというフォルダ内になっています。

github7
「tools」というメニューをクリックし、設定画面を開きます。
github6
リポジトリの保存先を選択します。
入力が終わったら「UPDATE」をクリックします。

リポジトリの同期と作成

github8
すでにリポジトリを作成している場合は「refresh」をクリックすることでGitHub上のリポジトリが読み込まれ、GitHub for Windows上に表示されます。
github9
新しくリポジトリを作成する場合は、ローカルのリポジトリにしたいフォルダをドロップするか「add」をクリックします。
フォルダはoptionsで設定した「ローカルでのリポジトリの保存先」内でなくどこのフォルダでもかまいませんが、一箇所にまとめておいたほうが分かりやすくていいと思います。
github10
リポジトリの名前や説明などを入力し、「CREATE」をクリックするとリポジトリの作成が完了します。

ファイルを編集してGitHubに反映(push)させる

github11
あとは普通にローカルのファイルを編集してください。
そうするとGitHub for Windows上で「uncommitted changes」と表示されます。

これは変更内容をGitHubに反映させるかどうかということですので、COMMIT MESSAGEを入力して(日本語も可能)、「COMMIT」をクリックします。
そうするとローカル上で変更履歴が保存されていきます。

github12
このままだとローカル上でしか変更履歴が保存されておらず、GitHub上に最新のデータがないという状態になります。
「sync」をクリックすることでこの変更履歴がGitHubに保存されます。

トラブル:syncが進まない

これも環境によるのですが、syncがいつまでたっても終わらない(進んでない)ということがあります。
こういう場合は黒い画面(shell)からpushするとなぜか上手くいきました。

github13
「tool」内の「open a shell here」をクリックします。
github14
コマンドプロンプトみたいなウインドウが開くので、「git push」と入力します。
危ない場合もあるようですのでご注意ください。

使いはじめたばかりでごくごく簡単なことしか分からないのですが、ひとまずリポジトリの作成と更新はできるようになりました。ターミナルにコマンドを打つこともほとんどないですので、ややこしそうに見えるGitHubも手軽に使えるのではないでしょうか。

過去に作った無限ループするスライドGalleryViewのリンクを貼れるようにするカスタマイズ(これはForkしたもの)を公開していますので、よろしければご利用ください。

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