帰宅時間平均11時でそれなりにワーカホリックですが、自分で言うのもなんですがそれなりに料理は得意と言えるようになりました。
写真はこれまでつくった夕食などを撮りためたものです(ドヤッ
かれこれ7年ぐらいそれなりに熱心に自炊に取り組んでますが、料理上手と料理下手が分かれるポイントについて考えました。
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個人的には料理上手・下手を分ける最も大きなポイントだと思います。
職業料理人でない限り、料理をつくったあとは皿やフライパン、ボウルなどを自分で洗って片付ける必要があります。料理というのは作って食べたら終わりなのではなく、そのような皿洗いや後片付けまでを含めて「料理」と言っていいと思います。
料理が不得意な人は大抵「あとでまとめて洗うからいいや」と必要以上に何枚もフライパンを使い、大量のバットを使い、シンクの中に調理器具や皿をあふれさせてしまいます。しかしちょっと調理や下ごしらえの順番を考えることにより、Aの料理で使ったボウルはBの下ごしらえで使えばボウルは1つで済む・・・・といったように後片付けの手間を減らすことができます。
既婚男性が休日に料理をつくりはじめて台所をカオスにして奥さんが嘆いている、という話はよく聞きます。
そうなる原因はご主人に「片付けは料理ではない」という意識があるからでしょう。自分で片付けないといけない、という意識があるのなら、極力片付ける手間を減らそうとするはずです。
家庭料理というのはそのとき食べたいものをつくるのではなく、そのとき冷蔵庫にあるものを如何に消費するか、という点のほうが重要です。
たとえばしおれかけの野菜があるにも関わらずその野菜を使わないメニューを作ってしまっては、その野菜は食べられることなくボッシュートです。
冷蔵庫内の戦力に余裕があるのであれば何を作っても問題ないですが、食べたいものを作ることが本当にそのときの最善かどうか、一旦冷静になって考えてみてください。
レシピ通りにつくらずオリジナルのアレンジを加えたせいで激マズ料理になってしまった。
レシピ通りにつくってくれたらいいのに・・・
とは汚料理スレでよく見かける話ですが、だからといってレシピの分量を忠実に守る必要はないと思います。
たとえば回鍋肉を作る場合、甜麺醤のような家庭に常備していないことが多い調味料が使われています。回鍋肉のためにそのようなめったに使わない調味料を用意したとしても、結局その後数年使わず捨てることになります。
足りない調味料がどういう味をプラスするかを考えてみると、必ずしもその調味料である必要はありません(あったほうがベストなのはもちろんですが)。前述の甜麺醤であれば、味噌+砂糖+みりんでも十分代用可能でしょう。
また、クックパッドのようなユーザー投稿型のレシピは分量が根本的に間違っている可能性も捨て切れません。自分の味覚にまったく自信がない場合以外は、レシピについては参考程度でもいいのではないでしょうか。
家庭料理はコース料理をつくるわけではないので、すべての料理が同じタイミングでできあがるとベストです。
なのでどの順番で調理に取り掛かり、どれぐらいで完成するのか、ということを考えてから調理に取り掛かるだけでも随分違います。
たとえば、味噌汁・焼き魚・煮物・ご飯を作ろうとした場合、
1.ご飯をスタンバイ(40分ぐらい)
2.煮物を煮込み始める(30分ぐらい)
3.味噌汁をつくる(15分ぐらい)
4.魚を焼く(10分ぐらい)
という順番と時間配分でやれば、すべてが同時にできあがるでしょう。
料理が不得手な人ほどいきなり魚を焼き始めたりしますので、調理開始からできあがりまでの工程を脳内で考えてみるといいでしょう。
男性によく見られる傾向ですが、高価な包丁や鍋を買って使っているわりには食器が百均だったりということがままあります。
個人的には調理器具よりも食器にこだわったほうが、料理に対するモチベーションや意識が高まるような気がします。
おそらく料理過程だけでなく、完成から後片付けまでに意識が向くようになるからではないか、と思います。
ウェッジウッド、コペンハーゲン、リチャードジノリのようなそこそこ知名度のある洋食器を使うようになるとモテ度が急激にアップしますので特に男性にはお勧めしますww
長く使えるものですし、1万円ほどあれば大皿(25cmぐらい)、中皿(18cmぐらい)、深皿(煮物とか入れれる)が揃えられますので、一通り買っておくといいでしょう。
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